【人間関係】仕事が好きすぎる上司の話

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松岡修造ばりに暑苦しいM副部長の話

ひよぴち

今日は私の職場にいる仕事大好きな上司の話

また薄味な内容になりそうですね

皆さんの職場において「この人個性的だな〜」って人はいますか?

私が職場で1番に思い浮かぶのはM副部長です。

M副部長はとても仕事ができます。
仕事に対しての情熱も溢れている人です。

松岡修造並みの暑苦し熱意と情熱を持っている。

見た目は背も高く、シュッとしていて、世間一般的に見ても男前の部類かと思います。

仕事出来て、カッコイイとか嫉妬に狂う

そんな非の打ち所がない感じのM副部長ですが

とにかく忙しない。

もうね、足音で帰ってきたの分かります。

遠くの方からねドタバタした足音聞こえてきたら、あぁ帰ってきたのねって百発百中で当たります。

M副部長はバリバリの営業なんですが、その忙しなさは事務員さんにも遺憾なく発揮しております。

電話で依頼受けると早口すぎて、十中八九何を言ってるか分からない。

よくよく聞くとどうやら得意先の名刺を探して欲しいらしい。

副部長は得意先からもらった名刺を専用のケースに入れて大切に保管しています。
そのケースの数は3つほど。

副「これは俺の命と同じぐらい大事だから」

え、そんなに?
命とタメ張っちゃう?

私には絶対にない感覚だったのでこんなに仕事やお客さん好きな人っているのね〜と中々に興味深かったです。

んで件の名刺だけど、ない。
副部長が赤のケースに入ってるって言うから3往復したけど、ない。

副部長にそのことを伝えると

「ええ!?じゃあ緑のケースかも」

と言われたので引き続き捜索を再開。

やっぱりない。

てか目的の名刺はどの色のケースにもない。

机の引き出し見る。

いや、命と同じぐらい大事な名刺をこんなとこに突っ込んでるわけないよな〜と思いながら引き出しを開けると、おった。


命と同じぐらい大事なもん机の引き出しに雑におかれとった。

何度か私も電話をとったことがあるが、喋るのが早すぎるのと、あと結論聞けるまでが長い。

色々なとこを迂回しながら話すので話が長くなってしまい、結局私はどうすればいいのでしょうか?と質問する羽目になります。

以前すごく頑張って聞き取って、自分の中で噛み砕きながら、つまりこういう理由でこう言ってるから副部長は私にこうしてほしいってことですよね!?

と自信満々に聞き返したら

いや違う

と、斬り捨てたのを私は忘れない。

さっき上でも述べましたが話は長いです。

捕まったら1時間半ぐらい逃してくれません。

よく餌食に呼び出しを食らってたのは3年目のY君です。

最近はその場面を目撃することは減りましたが1年目の時はしょっちゅう呼び出されてました。

すごすごと席に帰ってきては

僕、午前中何してました…?

遠くを見つめる顔は今でも覚えています。副部長の自慢話聞いてたよ。

情熱がありすぎて

とにかく俺の持ってる全てを若い子たちに伝えたい!

このパッションを届けたい!

って思いが強過ぎた結果、話が長くなり(あとちょいちょい自慢話も入る)若い子たちからは尊敬と敬遠(色んな意味で)という複雑な感情を抱かせてしまってるようです。

M副部長珍事件

珍事件①

M副部長は忙しないので、おそらくトイレも忙しない。

以前、トイレットペーパーを尻尾みたいにヒラヒラさせながら事務所に戻ってきたことがありまして。

その時の

おい、早く誰か言えよ的な空気感

結局この時の犠牲者もY君

「あの…副部長……ズボン…後ろのとこ…」

「ん?あぁ!!」

トイレぐらいはゆっくりしていただきたいものです。

珍事件②

副部長の外回りにY君が同行。

副「Y、〇〇に行くには何時の電車に乗ったらいいかな?」

Y「調べてみます」スマホ検索ー

Y「14時までに乗ったら大丈夫です」

副「お前、今俺が電車に乗って行くと思っただろ?違う、徒歩だぞ」カッコよく事務所を出て行く

残されたY君とみんなの心「なんで調べさせた…?」

永遠に謎。

珍事件③

今回の餌食はH君。
彼はY君の同期です。
副部長はこの世代がお気に入り。

副「いいかH。お前はお客さんの心が解ってない」

H「はい」

副「お前はな、自分の女のことだったらもっと本気になって考えるやろ。女口説くのと同じぐらい本気になってお客さんのことも考えろ」

H「はい」

そんな副部長はバツイチ。

その例えはどうなのよ、と個人的には思うんだけど話を真面目に聞いてた営業の卵たちも今では営業所を引っ張る存在になってます。

これも副部長の教えの賜物

それはどうかな…

私から見て副部長はクセが強い。

でも、困ってる部下を見捨てたり、出来ないからと言って否定なんてしない。

根気強く伝えようとするので面倒見はいいのです。

その思いが強過ぎて話が長くなったり、回りくどかったりするのだが

なんやかんやで若い子たちからも「すごい」と思われている模様。

仕事で成果を上げてると多少の短所は気にならない。

これからも我が道を進む副部長を陰ながらサポートしていこうと思います。

それではまた。
アデュー!

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