自分に自信を持ちたいです
今回は自信がある人に変わるたった一つの方法というタイトルにホイホイされて、読みました。
下園壮太さん著
自衛隊メンタル教官が教えてきた 自信がある人に変わるたった1つの方法
これね、面白かったです。
そんな考え方があるのか〜って目から鱗が飛び出しまくりました。
結構独特な見解をもってるな、という印象なのですがそこがとても良かった。
スーツを着た原始人っていうパワーワードが出てきます。
最初はなんじゃそりゃ、と思ったんですが読み進めるとなるほど〜ってなりました。
気になる人は是非読んでみてください。
さて、本題ですが日本人は自分に自信がない人が多いように感じます。
私の経験談も挟みつつ、自分に自信がつくたった一つの方法をお届けしたいと思います。
ほんのちょっとでも自信がつくことに繋がったら幸いです。
自分に自信が持てない理由
そもそもどうして自分に自信が持てないか、というところなのですが。
要因は色々あると思います。
元々の気質だったり、性格だったり。
中でも物事をネガティブに捉える癖がある人はネガティブ思考が長い間、蓄積されたことによりちょっとやそっとでは自分に自信を持つことって出来ないんだと思います。
私もそうです。
今でこそ、多少前向きになりましたが、そうなるまで年単位でかかりました。
あと自信がない人は得てして自分のことを責める傾向があるようにも感じます。
自分への評価が厳しすぎるというか。
自分はダメだ、自分なんてどうせ、
こんな風に自分のことを評価しがちではないでしょうか。
どんなに客観的に良いパフォーマンスをしたとしても、自身で行う評価の仕方が悪ければそれは負け試合になってしまいます。
せっかく努力しても、行動したとしても、間違った評価法のままでは負け試合が増えるだけです。
悲しいですが負け試合では自信が回復することはありません。
なので、自分の評価方法を工夫し改善していくことが必要です。
【自分に自信をつけるたった一つの方法】サイコーの評価法
本書では自信をつける方法としてサイコーの評価法というのを提案しています。
何かを評価しようとするときに、
良かったところを3つ
悪かったところを1つ
今後の改善点(もしくは勉強になったところ)を1つ挙げる、というだけのものです。 「3」、「1」、「今後」の頭文字をとってサイコー(最高)の評価法と呼んでいます。引用: 自衛隊メンタル教官が教えてきた 自信がある人に変わるたった1つの方法
注意点としては
良かったところ3つ、悪かったこと1つ、改善策1つというバランスは守ったほうがいいです。
例 仕事で失敗したある日のひよぴちの振り返り
こんな感じでしょうか。
自信のない人は悪かった所ばかりに目が行きがちですので、意識的に良かったところを見つけて振り返りをする、というのがミソです。
自信のある人は放っといても「失敗しちゃった。でもこれはできたし、まぁいっか。次、次」と前に向けるのですが、自信がない人はそれを意識的にやる訓練が必要です。
自分の良かったところを見つけるのって難しいですよね。
なんというか、普段からそんな考えがなさすぎて、良いところを見つけよう!って言われても分かんないし、無理くり見つけてもこじつけみたいでなんか嫌…そもそも失敗したり実際、悪いとこがあったのにそれを無視して楽観的なのも「自分に嘘をついている」気がしてしまう…
こんな風に捉えがちなので自分が1番悪かったと思うことも1つだけあげ、ちゃんと認めるようにするのも大事です。
そしてその「悪かったこと」に対する改善策を具体的な行動に落とし込んでください。
1つの悪かったことに対し、1つの改善策を講じる。
これが1番やる気と自信を補強してくれるのです。
ただ「悪かったこと」に対して、具体的な改善策が思いつかない時もあると思います。
そういう時は「学んだこと」をあげるようにするのがいいでしょう。
例えば「雨だった」というのが悪かったことの場合「人間は自然に勝てないということを学んだ」こんな感じでOKです。
新しい学びは改善と同じぐらい成長効果があります。
サイコーの評価法、1日に1度練習してみてはいかがでしょうか。
効果が期待できる期間は?
さて、自分に自信をつけるためにやることは分かったけど一体どれぐらいの期間続ければいいんだ?と感じる人も多いと思います。
これに対する答えは
40回400回の原則です。
「人は何かを学ぼうとするとき、深刻に意識すれば40回で、ただ行動を繰り返すのなら400回で、変われる」
引用: 自衛隊メンタル教官が教えてきた 自信がある人に変わるたった1つの方法
著者である下園先生曰く、1日に1度だけの練習でも必死に本気で取り組めば1ヶ月ぐらいで効果が出る。
なんとなく繰り返すだけでも続けていけば1年ほどで体が覚えてくる=癖づけができるんだそうです。
これは科学的なものではなく、下園先生の経験則です。
今までの悪い癖を良い癖に塗り替えるのには一朝一夕とはいかないものです。
数をこなすのがやはり必要でしょう。
数回やっただけで「自分は成長しない、どうせ何をやっても変わらない」と練習を辞めてしまうのはとても勿体ないです。
人は変われる、でも数回では変われない
このことを念頭に置いて最低1ヶ月は続けて欲しいな、と思うのです。
まとめ
今の「自信が持てない自分」は
過去の「なんとなくダメだったこと」の積み重ねで出来ています。
私も含め、大体の人が長い期間を使って積み重ねてきたのではないでしょうか。
そのこびりついたものを変えようというのですから、なかなかの大仕事です。
私はずっと自分に自信が持てませんでした。それはとっても辛かったです。
でも、年単位ではありますが少しずつ変われてきたと自覚が出来ました。
小さいことでも成功したことに目を向けたり、自分の良い所をちょっとずつ見つけれるようになりました。
自分に少しでも自信があるとそれだけで人生が生きやすくなったのです。
最後に私が読んでしびれた一文をご紹介します。
魔法はありません。しかし、正しい努力は裏切りません。
引用: 自衛隊メンタル教官が教えてきた 自信がある人に変わるたった1つの方法
サイコーの評価法で「なんとなくいい一日」を積み重ねて素敵な未来に繋げていく。
私もそうありたいと思います。
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