いつもネガティブ思考になってしまって気持ちが上がらない…
そう思ったことはありませんか?
・気分がいつもどんよりする
・物事を悪い方向にばかり考えてしまう
この記事ではネガティブ思考に陥る原因とネガティブな状態を抜け出す解決法をまとめました。
ネガティブ思考に支配されてしまうと人生も辛く感じちゃいますよね。
そんなネガティバーな方達の心が少しでも軽くなると幸いです。
ネガティブ思考に陥る原因
結論、下記の5点になります。
①1つの失敗で全てがダメだと、否定する
②面白さ・楽しさを感じる感度が低い
③他人と自分を比べてしまう
④罪悪感を感じすぎてしまう
⑤自分の選択に自信が持てない
1つの失敗で自分の全てがダメだ、と否定する
ミスを引きずる、というのはネガティブ思考の方に多いのではないでしょうか。
1度の失敗で「何で自分はこうもダメなんだ」「いつも失敗してうまくいかない」そう考えがちではないですか?
かくいう私もそうでした。
今でこそだいぶとマシになってきましたが、昔は一個のミスでこの世の終わりみたいになってました。
ミスをする度に
「なんでこんなに要領が悪いのか」と思ったし
周りと比べては
「みんな失敗してないのに、なんで自分だけいつもつまずくのだろう」と落ち込みました。
自分は何も貢献出来ない劣った存在、という考えが常に頭の中にあったのです。
ザ・ネガティブですね。
ただ、これはミス・失敗をした、ということにフォーカスしすぎてしまった私の思考の癖に問題があったのです。
例えば仕事にしても「全てダメだった」ということはあり得るんでしょうか?
これとこれは失敗したけど、あれとあれは上手くいった、ということが必ずありますよね。
ネガティブな方は1個2個ミスがあると、それにばかりに焦点が当たってしまって「全部ダメだ」とまとめて考えがちです。
ですのでミスしたことばかりに捉われず、自分が出来てることにも視野を向けると気持ちが少し楽になります。
ミス=嫌なことですから、どうしても嫌なことというのは思い出しがちなのですが
そういう時は「またマイナス思考の癖が出てるなぁ」と客観的に自分をみて、受け入れてあげるのがオススメです。
マイナス思考の癖に気付いたとしても無理に治そうとしなくていいと思います。
治さなきゃ治さなきゃと思い詰めるとそれはそれで辛い。
自分はこういう時こんな風に考える癖があるんだな、ということを認識出来れば自分への理解にも繋がる第一歩です。
解決法
面白さ・楽しさを感じる感度が低い
喜びや面白み、そしてやりがいを感じられないと「自分は何のために生きているんだろうか…」という人生の哲学的な悩みにぶち当たる人が一定数いるのではないでしょうか。
「どんなに胸がワクワクするような素敵なこと」があったとしても、自分の面白さや楽しさを感じる感度が低かったら「ワクワクするような素敵なこと」は存在しないのと一緒です。
面白さややりがいを感じることがあれば、それだけで日常生活や仕事は楽しくなったりすると思うのです。
20代の頃の私は仕事が大嫌いで、転職を繰り返してました。
面白くもなく、やりがいも感じず、社内の人からは怒られてばかりで自信もない、そんな仕事が苦痛で苦痛で仕方がなかったのです。
言われたことだけをただこなしていく、というか言われたことすら満足にこなせない。
私は一生このままなのだろか…と涙を流したこともありました。
そんな私ですが今の仕事に対しては、楽しさや面白みを少しずつ、感じることが出来るようになったのです。
「ありがとう」や「めっちゃ助かった! 」など社内の人から言ってもらえるのがとても嬉しかった。
どうしたらもっと喜んでもらえるかな、力になれるかな、と考えるのが楽しかった。
考えて、実践して、それが上手くいくと自信にも繋がった。
やりがいや楽しさを追求するとドンドンいい方向に転がって行くんだと思います。
点と点がつながって線になり、少し大袈裟ですが自分の可能性を広げていくことができます。
どんな小さな作業にも達成感や楽しさは必ずあります。
何をしている時に心が楽しい、面白いと感じますか?
何か一つ見つけて、育ててあげれば今よりプラスの気持ちを感じる感度を上げることにもつながると思うんです。
それで一流になる必要もないです。
自分が心地いい、気持ちいいと思えれば勝ちです!
解決法
他人と自分を比べてしまう
ネガティブ思考に陥りがちな人は自分より他人のことを見る癖がついているように感じます。
「あの人はあんなにすごいのに自分なんて…」
こんな風に自分と他人を比べて劣等感を抱いてしまってる人も多いのではないでしょうか。
確かに人の良い所ってすごく目につきますよね。
それに対して羨ましく思ったり、自分と比べてしまうのは仕方ないことだと思います。
他人の良いところはすぐ見つけられるのに、いざ自分に目を向けるとその力が発揮されないのがネガティバーですね。
でも他人と比べて落ち込んでも得られるものは一つもありません。
ただただ落ち込んでいくだけです。
どうせ比べるなら過去の自分と比べましょう。
過去の自分と今の自分、全然成長してないということはないはずです。
私も昔の自分と今の自分を比べると変わったなぁと感じる所はいくつかあります。
20代の頃は人に言われたことも満足に出来なかったけど、今は自分で考え、少しだけ行動ができるようになった
出来ないことを無理に出来るようにするのではなく、出来ることをもっと伸ばそう、という考えが出来るようになった
自分の興味ある分野の読書をしたり、勉強することが楽しくなってきた(勉強が楽しいっていう人は変態かな?って思ってけど違った)
そんなん言われたかて人と比べてしまうし、嫉妬してまうねーん、という方は相手の良い所をパクリ観察してマネていくのも手です。
ネガティバーな人は人の良い所を見つけるのが上手だと思うので、その特技(?)を生かして他人の良い所を少しずつ、つまみ食いしていきましょう。
比較から観察に切り替えることで落ち込むことも少なくなりますが、今はそんな観察出来る余裕なんてない、という方は「今この人のこと羨ましがってるなぁ〜」こう認識するだけでもいいです。
解決法
罪悪感を感じすぎる
自分に楽をさせることが、ものすごい悪いことみたいに考えてた時期がありました。
ただでさえ自分の能力はポンコツなのに楽なんてさせたらもっとダメになる。
人並みになれるようにもっと努力して頑張らないといけない。
こんなことを思っていました。
日本は根性論や努力が美徳とされることが多いですよね。
小さい頃から努力や頑張ることは良いことだ、と言われて育ちましたし
逆に自分に楽をさせるのは良くないこと、ズルいこと、という空気がなんとなくあったように感じます。
この考え方って自分を追い詰めがちなんですよね。
確かに自分を律し、努力が出来る人はとても素敵ですし、憧れます。
でも、だからと言って常に努力しなければならない、自分に厳しくなければならない、ばかりだと心が辛くなってしまいます。
疲れたと感じた時ぐらい自分を労ってあげて欲しいです。
休んだり、人に頼るのもたまにはいいものです(やり過ぎは注意ですが)
そうは言われても「やっぱり悪いと思っちゃうよ…」
そんな真面目な人、きらいじゃないわよ。
休んだり、人に頼るのはハードル高いって方は
小さいハードルから試していくのがオススメです。
私も休んだり、人に頼るのは苦手でした。
申し訳ないなぁとどうしても思ってしまうのです。
そして休んだら休んだでなんか落ち着かない。
そんな時は自分が出来ることで苦にならないことを実行します。
一個出来たら「これで仕事終わり!」と自分にOKを出します。
例えば「部屋を綺麗に片付けないといけないな、でも疲れてるし、やる気も出ない…はぁ」みたいな時は
靴を一足揃えるとか出てるゴミを一個片付けるとかそんなことで自分にOKを出す練習をしました。
そうすると綺麗に片付けないといけないという思いから解放され「これでいいんだ」と自分を肯定出来るようになってきます。
そりゃ綺麗に片付いてる方がいいかもしれないけど、それはあくまで「理想」
完璧にやろうと思って何も出来なくて自分を責めてしまうぐらいなら「ちょっと出来たし、これぐらいでいっか」と思えた方が気持ちが楽になります。
小さいことを積み重ねることで罪悪感を薄めていくことは出来るのです。
解決法
自分の選択に自信がもてない
私は自分の選択が人と違うと途端に自信を失っていました。
自分でこれだ!と思って決めたはずなのに他の人が別の選択をしていると、そちらの方が正しく思えてしまうのです。
そんなんだから、何かある度に「あぁ、やっぱり私が選択したほうは間違いなんだ」と考えがちでした。
こんな考え方ならきっと違うほうに行ったとしても何かしら後悔をするのは目に見えています。
自信を持てないとネガティブ思考に陥りがちです。
でも選択が間違っていた、と後悔するのはあまり意味がないですし、そういう考え方な限りどこに行ってもずっとそのままです。
それだったら今、自分が置かれた場所で自分が出来ることをとりあえずやってみる。
どうすれば自分が心地よくなれるか、どんな場所でも自分を大切にするというのを前提にした選択をすればきっと良い方向に転がっていくと思います。
自分自身で選択して決める、と言うのは自信をつける上でもとても大事なことだと個人的に思います。
正直、正しい選択ってないんじゃないか、と最近は考えが変わってきました。
昔は多数の人が選んでるものが正解と思ってたけど、そうじゃなくて人それぞれなんだなぁ〜と。
選択の良し悪しではなく、選択したその後が大事なのかなぁって今は思います。
解決法
まとめ
今は少しだけマシになりましたが、私もネガティバーの一員として辛かったりしんどくなってしまうことがよくありました。
そんな中で、どうすれば自分はもっと楽に生きていけるだろうと考え、少しずつ行動していくことで生き辛さも緩和されてきてると感じています。
ネガティブで辛い、と感じてらっしゃる方々も行動を起こそうとこの記事を読んでくださってるんだと思います。
行動を起こして自分が変わったことを認識できれば、きっと成長を感じられます。結果自信にも繋がっていきます。
一緒にポジティバーを目指しましょう!
少しでも前向きになれたら幸いです。
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